西都・日向・宮崎の感染疑い牛と豚、すべて陽性(読売新聞)

 宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、県は11日午前、感染疑いのある家畜が10日に見つかった西都、日向、宮崎各市の農場で採取した牛と豚計11頭の検体を動物衛生研究所(東京)でウイルス検査した結果、すべて陽性だったと発表した。

 東国原英夫知事は11日、感染拡大に歯止めがかからなくなりつつある状況について、記者団に「(えびの市の)安全宣言をして1週間。潜伏期間が1週間から10日なので、ちょっと気が緩んだ部分があったかもしれない」と述べ、防疫態勢が甘くなっていた可能性を示唆した。その上で「特措法を活用し、あらゆる手段で封じ込めをしたい」と述べた。

 一方、初めて感染が確認された宮崎、日向両市では11日朝、発生農場での牛と豚の殺処分を続けている。いずれもウイルス検査の結果判明前の10日深夜、処分に着手しており、11日中に埋却まで終了する見通し。

 肉牛農家の牛349頭を処分する日向市では、獣医師13人を含む約60人態勢で実施。黒木健二市長は同日朝、作業にあたる獣医師らを激励した。宮崎市では約80人態勢で養豚農家の豚1325頭を処分している。市の担当者は「豚はウイルスを拡散しやすいので作業を急がないといけない」と話していた。

 県は、両市の発生農家を中心に、11日にも新たな移動制限区域(半径10キロ)と搬出制限区域(同10〜20キロ)を設定する予定。

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iPad、教室での活用法は?(産経新聞)

 28日に発売された米アップルの多機能情報端末「iPad(アイパッド)」。学校などの教育現場でも、大量の教材を電子書籍にして生徒が閲覧できるようにしたり、タッチパネルやパソコン機能を使ったさまざまな活用法が考えられている。4月下旬に「100台」導入をいちはやく発表した福岡市の私立博多高校(生徒数934人)に、現時点での活用のアイデアを聞いた。

 ■画面を「テスト用紙」に

 博多高がアイパッドの活用法として挙げるのは、電子書籍化された教材の閲覧▽教職員のスケジュール管理や、生徒・授業情報の共有▽テストの実施・採点−の3点だ。最後のテストでの活用とは、どんな形で行うのだろうか。

 「一例として、簡単な小テストを考えています。教員があらかじめ作成した選択式の問題を画面に表示しておき、生徒は画面にタッチして回答します」

 説明してくれたのは、同校広報担当の毛利清佳(さやか)教諭。だが、これでは、紙の節約になるだけでは…と思いきや、「タッチするまでの時間で、各問題で生徒がどれだけ回答するのに時間がかかったかを把握できます」。さらに、「採点作業や平均点、正答率などの集計が自動的にでき、電子化によってさまざまな分析が可能になります」という。

 ■分からなければタッチ

 小テスト以外では、たとえば授業中に生徒は貸与されたアイパッドを手元に置いて聴講。教師の説明などで分かりにくいところがあれば、生徒はアイパッドの画面に表示された「わかりにくい」というボタンをタッチして意思表示する。こうした生徒側の反応が教師側のアイパッドにも届き、タッチした生徒が多い場合は、教師がもう一度説明を行う。こうした「双方向」の授業が可能になるところが、アイパッドを導入する大きなメリットだという。

 また、アイパッドの録音機能などを使い、休んだ生徒に後日、授業の様子をそのまま記録したアイパッドを手渡し、自習させることも考えているという。

 教材の電子書籍化では、「マイクやスピーカーなどをうまく活用した英語教材などを開発導入したい」と同校。生徒が自分で反復学習をやりやすくなるのも電子化の利点だ。

 ■100台のはずが、初期導入は2台…

 同校は4月26日に「100台導入」を発表した際に、「次世代型eラーニングシステムを5月末よりスタート」すると宣言した。

 ところが、実際に5月末に同校に導入されるアイパッドは、わずか「2台」の見込みだという。

 理由は、予想を超えたアイパッド人気だ。発売日の5月28日の発売分は、5月10日の予約開始から、わずか2日間でなくなった。「一般の予約開始前から導入に向けた話は進めていましたが、これだけ世間的に品薄な状態で、本校だけに100台というわけにはいかないので…」と毛利教諭。

 入手予定の2台は教員に渡し、アプリ開発などに活用。その後、小刻みに購入して台数を増やし、7月中旬には、メディアなどを対象とした公開授業を行う予定という。

 アイパッドの教育現場への導入では、ほかに、名古屋文理大学が来春、情報メディア学科に入学する学生全員に無償配布を予定。学生らによるアイパッド向けコンテンツ開発プロジェクトも進める予定で、同大は「学生が新しい情報技術を体感し、次世代の情報社会への想像力と創造力を伸ばす機会としたい」としている。

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